JP2008307195A | 首都客運時刻表查詢網
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表1の結果のとおり、実施例1,2,3では、指紋の発色も鮮明で、且つ、感熱紙の黒...JP6121570B2(ja),2017-04-26,フォトレジスト除去用ストリッパ組成物および ...
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本発明は、鑑識技術分野において指紋を含む検体から潜在指紋を検出するための、ニンヒドリンを含有する指紋検出用溶液、前記指紋検出溶液の製造方法および前記指紋検出溶液を用いた指紋検出方法に関する。
紙等に付着した指紋を検出するための従来の方法として、人体の汗に含まれるアミノ酸がニンヒドリンと反応して紫色に発色することを利用したニンヒドリンを使用したものが知られている。例えば、新聞紙、リポート用紙、上質紙等の普通紙に付着した指紋を検出する場合には、従来、ケトン類、アルコール類等の有機溶剤を溶媒とするニンヒドリン溶液に指紋の付着した普通紙を浸漬させる方法、普通紙に前記ニンヒドリン溶液をハケ等で塗布する方法、普通紙に前記ニンヒドリン溶液を噴霧して均一に塗布する方法等により、普通紙に十分な量の溶液を染み込ませ、その後、加熱処理を施すことによって発色反応を促進させていた。ニンヒドリンは、ケトン類、アルコール類等の極性ある有機溶剤に容易に溶解し、上記方法によれば、指紋がにじまずにくっきりと検出できるが、普通紙に油性のボールペンやマジック等で文字が書かれていた場合には、ニンヒドリン溶液に含有される有機溶剤によって、筆跡鑑定等の指紋以外に得られるべき有力な情報にも損傷を与えるという問題点があった。また、感熱紙等の紙に対して用いる場合、極性有機溶媒や熱による変質が生じ、表面がすぐに黒っぽく変色してしまうことから、指紋の検出が困難となってしまうという問題点や、紙幣や証書などに用いる場合、印刷されているホログラムが極性有機溶媒によって溶けて消失してしまうなどの支障があった。さらに、極性有機溶媒を用いる上記方法においては、該溶媒が引火点を有することから、空気中での加熱などを伴う指紋検出操作に支障が生ずるという問題点もあった。
そこで、以上の問題を解決することを目的とした手法として、ハイドロクロロフルオロカーボン類、ハイドロフルオロカーボン類、ハイドロフルオロエーテル類などの不燃性の含フッ素有機溶剤を用いる方法であるが、ニンヒドリンはこれら含フッ素有機溶剤には殆ど溶解しないため、ニンヒドリンを溶解できる少量の極性有機溶媒や界面活性剤、或いは水を併用する方法が提案されている。
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